“思い込み”って言われても・・・

前回は「幼少期の体験等を振り返りながら、何が私を生きづらくしていたのか? そこにどんな思い込みがあって、生きづらさに結びついていったのか等を、一緒に考えていけたらと思っています」と書きましたが、今回は「どんな思い込みが、どのように生きづらさに関係しているのか?」について一緒に考えていけたらと思っています。
とはいえ、突然“思い込み”と言われても、その人にとっては、無意識に思い込んでいることが多いので、自分にどんな思い込みがあるのか? については、なんとなく感じていることもあれば、さほど気づいていないこともあるかもしれないですよね。

ということで、私自身がこれまでどんな思い込みがあったかについて、ちょっと思いついたところから書いてみたいと思います。

・周囲の人からの期待に応えないといけない。(良い人、よく気がつく人、やさしい人、役に立つ人、しっかりしている人、賢い人、などなど)
・自立した人間でないといけない。
・皆に好かれないといけない。
・何事もちゃんとしないといけない。
・特別な人でないといけない。
・常に一生懸命、頑張らないといけない。
・幼い頃(3歳頃まで)に、親その他の人から守られ愛される必要がある。

などなど。

以上を読んでみての皆様の感想はいかがですか?
「そうそう、分かるわ~」と思ったりしましたか?
「私の思い込みは・・・かも」という人。「う~ん、今すぐには難しいかも」と思った方もあったかな?

良い悪いは全くないのですが、それぞれが様々な思い込みを持っていて、それが生きづらさに繋がっている場合もあります。
たとえば「親の期待に応えないといけない」と思い込んで育ってきて、あなた自身が「親の期待通りに頑張ってきた」という方なら、もしあなたの子供があなたの期待に添わず、あなたの言うことを聞かないとしたら、ついイライラしてしまう。子育てがしんどいと感じてしまう。更には「我が子を好きになれない」と悩み苦しむことに繋がることもあります。
そのしんどさの原因となっている“思い込み”に気づくことが出来て、その思い込みから解放されるとしたら。。。
時間のあるときに、自身の思い込みかもしれないと思うことがあれば、書き出してみましょう。

次回は、私自身のどんな思い込みが、どのように作られたか?について、紹介できたらと思っています。

前の記事

ブログを始めました。